Apple、Apple TV 4Kの新バージョン「tvOS 17」を今秋リリース

Appleは、Apple TV 4Kをさらに家族全員が楽しめるデバイスに進化させる、新しいソフトウェアアップデート「tvOS 17」を今秋にリリースすると発表しました。

最も注目されるのは、Apple TV 4Kで初めて利用可能になるFaceTime機能です。これにより、ユーザーはテレビ画面を通じて家族や友人とのコミュニケーションを豊かに楽しむことができます。FaceTimeはiPhoneやiPadのカメラとマイクを使用して、参加者をテレビ画面上で一堂に会させることができます。これは、Apple TVから直接通話を開始するか、iPhoneやiPadで開始した通話をApple TVに簡単に引き継ぐことで可能です。

また、「センターフレーム」機能により、動いている間もフレーム内に画面が収まるように調整されます。新しいジェスチャーリアクションを利用して、手でハートや花火などのエフェクトを生成し、通話をさらに楽しむこともできます。

さらに、SharePlayセッション中に、大切な人とテレビ番組や映画を視聴しながらFaceTime通話で一緒にいるかのような体験が可能です。通話中に別の着信がある場合、通知が表示されるので、通話を途切れさせることなく確認できます。

進化したコントロールセンター

tvOS 17では、新しいコントロールセンターも導入されます。これにより、システムの状態やアクティブなプロファイルなどの情報に簡単にアクセスできます。また、iPhoneを使ってSiri Remote（第2世代以降）を探す機能も追加され、Apple TVとiPhoneの連携がさらに深まります。

高品質なエンターテインメント体験

Apple TV 4Kは、映画館のような画質と音質でApple Music、Apple Fitness+、Apple Arcade、Apple TV+、および他の人気ストリーミングアプリをサポートします。さらに、A15 Bionicチップによる高性能、直感的なコントロールインターフェース、Dolby AtmosおよびDolby Vision 8.1のサポートなど、高品質なエンターテインメント体験が提供されます。