Windows用のx86アプリを実行できる互換レイヤー「CrossOver」の最新版がリリース

米ミネソタ州のCodeWeavers社は、Mac/Linux上でWindows用のx86アプリを実行できる互換レイヤー「CrossOver」シリーズの最新バージョン「CrossOverCrossOver v24 for Mac/Linux」を2024年2月22日(木)よりリリースしました。

「CrossOver v24 for Mac/Linux」は、WindowsのGUIアプリケーションを直接実行できる互換レイヤーWineが「Wine 8.0.1」から「Wine 9.0」にアップデートされたことにより、前バージョンと比較して7,000以上の修正が行われました。

また、Wine Mono 8.1.0、vkd3d 1.10、MoltenVK 1.2.5の導入により、新しく互換性のできたゲームが追加されたほか、多くのアプリの実行が可能になりました。

UIの改善も行われており、インストールを必要としないスタンドアロンアプリをドラッグ&ドロップだけで実行できるようになりました。

さらに新しい設定として、設定メニューからユーザーがボトルを保存するディレクトリを変更できるようになりました。