Appleは、macOS Venturaのバージョン13.1を2022年12月14日(水)よりリリースしました。

アイデア帳やアイデアを出し合う際のホワイトボードとして使用できる新アプリ「フリーボード」の追加に加えて、いくつかの機能改善とバグ修正が行われました。

 

macOS Ventura

新アプリ「フリーボード」は、キャンバスの上でコンテンツを整理して配置することができ、レイアウトやページサイズを気にすることなく、表示、共有、共同作業を行えます。

スケッチしたり、コメントを追加したりすることも可能で、図を描くための多様なブラシスタイルとカラーのオプションが用意されています。

フリーボードは、写真、ビデオ、オーディオ、書類、PDF、ウェブサイトや地図の位置情報へのリンク、付せん、図形、図表など、様々な種類のファイルに対応しているほか、iPhoneやiPadのカメラを使って、画像やスキャンした文書を直接書き込むこともできます。

同じボードで最大100人と共同作業をすることが可能で、大規模の作業にも利用できます。

フリーボードには、FaceTimeが直接組み込まれており、フリーボード内でFaceTime通話を開始できます。高速な同期機能やiCloudとの統合により、共同作業の参加者全員が、ほかの人がコンテンツを加えたり編集するのを確認できます。

macOS Ventura 13.1は、これまでのアプリのいくつかにも手を加えられています。

「探す」アプリでは、近くのAirTagやAirPods Proのケース、Find Myネットワークのアクセサリなどを音声で探せるようになりました。

「メッセージ」の検索機能が改善され、犬、車、人物、テキストなどの、対象に応じて写真を探せるようになりました。

そのほか、いくつかの不具合が解消されています。