Appleは、3月5日にmacOS Mojaveの開発者向けベータ版10.14.4 beta 4 Build 18E205eを公開しました。
ベータ版はテスト環境となるMac本体をAppleの開発者向けプログラム「Apple Beta Software Program」に登録することで入手可能となります。
このプログラムはあくまで開発者向けベータですので、次期リリース候補となる環境でのソフトウェアの構築や動作テストを行うためのプログラムとなっています。
リリースノートによると、macOS Mojave 10.14.4 Beta4では、macOS公式の「Newsアプリ」がカナダで利用可能となるほか、AppStoreのアップデートとなる「StoreKit」でApp内課金における定期契約者への初期販売時と自動更新時にディスカウント価格を提示できるアップデートが提供されるようになるとのことです。
この他、iCloud Photosの写真共有で発生している不具合の修正や、Safariでの一部ウェブサイトの表示ができない問題などの修正も行われています。
また、リリースノートには記載はありませんが、先月発売が開始されたAMDの最新GPU「Radeon VII」の対応のテストも行われているようです。
正式版のリリース時には実装されない可能性も考えられますが、アップデート時に対応GPUが追加されることで、「Radeon VII(別記事参照)」を搭載するMacの新モデルやeGPU製品が発売されることが期待できます。