macOSでNTFSの読み書きを可能にするファイルシステムドライバーが発売

独 Paragon Software Groupの日本法人でストレージソフトウェアの製造・企画・販売を行うパラゴンソフトウェア株式会社(代表取締役社長：中村 伊知郎、所在地：東京都千代田区神田神保町 )は、最新のmacOS 11 Big Surと、Apple M1チップに対応したMicrosoft NTFS for Mac by Paragon Software(以下 NTFS for Mac)の販売を、2021年2月24日(水)に開始します。

NTFS for Macは、通常macOSでは読み取り専用(リードオンリー)でマウントされるNTFSを読み書き可能とするファイルシステムドライバー製品となります。インストール・Macの再起動後、NTFSでフォーマットされたディスクを接続することでmacOS標準のファイルシステム(HFS+・APFS)と同様に、FinderおよびmacOS上で動作するアプリケーションから読み書き可能なフルアクセスが行えるようになります。また、最新のmacOS 11 Big Surに対応し、従来のIntelプロセッサに加えてM1チップ(Appleシリコン)でも製品をお使いいただけるようになりました。

製品画面からは、NTFSのマウント設定(自動マウントのオン/オフ、読み取り専用でのマウントなど)、再フォーマット、NTFSの検証・修復をはじめとした設定ツールをご用意しており、詳細な設定が必要な場合でも対応が可能となります。データの転送速度も、パラゴンが開発したUFSDテクノロジー*を使用することで、macOS標準のファイルシステムと比較しても遜色ないスピードを提供します。

*Universal File System Driver：パラゴンソフトウェアが開発した、OSが標準ではサポートしていないファイルシステムへのアクセスを可能とする技術。

販売価格は、シングルライセンスのパッケージ/ダウンロード版が3,480円(税別)である他、ボリュームライセンス・官公庁向けライセンスもご用意しています。

【NTFS for Macの主な機能と特長】

◇NTFSボリュームの読み書き(フルアクセス)可能なマウント

◇NTFSボリュームの再フォーマット

◇HFS+などの他のボリュームをNTFSへフォーマット

◇NTFSボリュームの検証・修復

◇起動ディスクの切り替え(Boot Camp環境のみ)

【対応OS】

macOS 10.12.x Sierra

macOS 10.13.x High Sierra

macOS 10.14.x Mojave

macOS 10.15.x Catalina

macOS 11.x Big Sur

【ハードウェア】

2009年以降に発売された、macOS 10.12.x Sierra以降がインストールされたIntelプロセッサまたはM1チップ(Appleシリコン)を搭載したMac

※Power PC Macではお使いいただけません。

【対応する接続規格】

Mac内蔵ディスク(Boot Campボリューム)

USB 1.1/2.0/3.0/3.1/3.2

Thunderbolt 1/2/3

FireWire 400/800

※マウントなどの操作対象となるNTFSでフォーマットされたディスクは、macOSの「ディスクユーティリティ」とNTFS for Mac双方から正常に認識されている必要があります。

※物理的な障害、不良セクタなどが発生しているハードディスク・SSDに対する操作には対応していません。