東プレは、静電容量無接点方式スイッチを採用するREALFORCE キーボードシリーズのMac用モデル「REALFORCE for Mac」の4機種を2019年3月に発売することを発表しました。価格はオープンプライスとなっています。
現時点では製品写真が公開されていませんが、第2世代「REALFORCE」を踏襲するデザインとなっているとのことです(画像はPC向け製品「R2SA-JP3-BK」)。
「REALFORCE キーボード」はキー内部のスプリングが変形することで変化する静電容量を非接触で感知しキー入力を認識する方式となる「静電容量無接点方式」のキースイッチを採用しており、電極の接点を搭載しないため、滑らかなキータッチの実現と静音性、5000万回のキー入力耐久試験をクリアする高耐久性を兼ね備え、チャタリングが発生しないため正確性が求められるプログラム分野やデータセンターでの利用、ゲーミング等でのハードに利用されるシーンで活用されています。
「REALFORCE for Mac」はMac向け日本語配列(JIS)となっており、Apple純正のJISキーボードとほぼ同様の配列となっているため、使い慣れた操作感をそのままに、静電容量無接点方式のメリットを得ることができます。
Boot Camp利用時のWindows OSに最適な半角/全角 漢字キーを搭載。また、「Win Mode 機能」と呼ばれる英数・かなキーを無変換・変換キーのキーコードにハードウェアで切り替えられ、Windows キーボードと同じ操作が可能となっています。
また、macOSでの利用時に便利な「Function 機能切り替えキー」を搭載しているので、画面の明るさ調整やメディア操作などにも対応します。
R2SA-JP3M-BK、R2SA-JP3M-WHの独自の機能として、「APC 機能」により、すべてのキースイッチの反応位置を個別に1.5mm、2.2mm、3mm の 3段階のキーストロークの深さから好みで選んで最適化が可能です。
キースイッチの反応位置を浅くすることで、より速度の早い入力や、底打ちによる指への負担を軽減し、深い位置に設定することで不意の誤入力を防ぎます。静電容量無接点方式ならではの機能となっています。
また、この2機種には製品に2mmと3mm厚の、スポンジのように柔らかいキースペーサーが同梱され、キートップの下に設置することで、キーストロークの深さを通常の4mmから2mm、または1mmに短く調節が可能となっており、Apple純正キーボードのような浅いストロークにも変更できます。
「N キーロールオーバー」にも対応し、すべてのキー入力を同時に実行し、同時押しによるキー入力のドロップ回避や素早いタイピングが行われても的確に入力を実行します。
全機種共通のスペックとして、インターフェイス:USB、キースイッチ: 静電容量無接点方式、サイズ: 142mm × 455mm × 30mm、キー配列: 日本語 JIS 配列 114 キー、ケーブル長: 1.6mとなっています。