Appleは、8月4日（火）より、27インチiMacのメジャーアップデートを発表しました。
27インチiMacは、最大10コアのIntelプロセッサ、従来の2倍の128GBものメモリ容量で、幅広いニーズにプロレベルのパフォーマンスで応えます。
また、iMacの性能をさらに引き出す必要があるプロのために、初の10コアオプションが用意されており、このオプションを選択すると、Turbo Boost使用時で最大5.0GHz、CPUパフォーマンスは最大65パーセント高速化できます。
グラフィック面では、より高速で電力効率の優れた演算ユニットを使用した最新のAMD RDNAアーキテクチャをもつRadeon Pro 5000シリーズを搭載したことにより、グラフィックスのパフォーマンスが55パーセント高速になっています。
プロ向けアプリケーションを使用するユーザーに向けて、iMac初となる16GBのメモリを搭載したグラフィックスオプションが提供されており、前世代の27インチiMacと比べて2倍の容量のビデオメモリを搭載できます。
新しい27インチiMacでは、すべてのラインナップにSSDが標準搭載され、アプリケーションの起動や容量の大きなファイルを開く際に、最大3.4GB/sという圧倒的な速さのパフォーマンスを実現します。
大容量のストレージが必要なユーザーは、前世代の27インチiMacと比較して4倍もの容量となるiMacでは8TBのSSDオプションを用意されています。
セキュリティ面では、Appleが独自にカスタム設計した第2世代のシリコンであるApple T2 Securityチップにより、SSDに保存されるあらゆるデータをオンザフライ暗号化し、ファイルとデータの安全とセキュリティを守ります。
ディスプレイは、1470万以上のピクセル、10億色、500ニトの輝度とP3の広色域をもつiMacのRetinaディスプレイを搭載しており、没入感のある映像を提供します。
さらに、Pro Display XDRで初めて採用されたNano-textureガラスをオプションで選ぶことができ、明るい部屋や間接的な太陽光など、様々な光の状況下でも、見やすい画面を提供します。
FaceTime HDカメラには、1080pの解像度が備わったほか、トーンマッピング、露出コントロール、顔認識といった機能により、さらに高い品質のカメラ体験が可能となります。
また、強化されたカメラを補完するために、T2 Securityチップがスピーカーと連係してイコライザでサウンドを変化させるので、バランスがとれて原音に忠実な、低音域のレスポンスが向上したサウンドが実現されています。
さらに、新しいスタジオ品質のマイクアレイにより、ユーザーはさらに快適に使えるようになったFaceTime通話、Podcastの録音、ボイスメモなどに、iMacから直接高音質のオーディオを利用できます。