Appleは、6月5日(月)に行われた開発者向け会議「WWDC2023」において、新チップ「M2 Ultra」を発表しました。
「M2 Ultra」は、Appleが作った中では現在最も高スペックなチップで、「M1 Ultra」よりも200億個多い1,340億個のトランジスタで構成されており、ユニファイドメモリアーキテクチャは、メモリ容量192GBに対応し、メモリ帯域幅は800GB/sです。
さらに、「M1 Ultra」と比較して、20%パワフルな24コアCPUと、最大30パーセント高速化した76コアのGPU、そして最大40パーセント高速化したNeural Engineを搭載しているほか、「M2 Max」の2倍の性能を備えたメディアエンジンを搭載し、処理の高速化に貢献しています。
また、ディスプレイエンジンは最大6台のPro Display XDRに対応し、1億以上のピクセルを実現します。
「M2 Ultra」は、新しいMac StudioとMac Proに搭載されます。