Appleは、新しい「Apple Watch SE 3」を発表しました。
予約受付はすでに開始しており、9月19日(金)より販売を開始します。価格は37,800円(税込)からです。
健康とフィットネスのための先進機能
Apple Watch SE 3は、睡眠スコア、睡眠時無呼吸の通知、手首の皮膚温センサーなどの健康機能を搭載しています。
さらに、過去の排卵を推定する機能を備え、ユーザーの健康やライフスタイルの理解を支援します。
これらは、心臓の健康に関する通知や周期記録など、従来の主要な健康機能と組み合わさり、より広範なサポートを提供します。
フィットネス面では、アクティビティアプリやワークアウトアプリにより、日々の目標達成や運動の進捗管理を可能にしています
watchOS 26に搭載される「Workout Buddy」は、Apple Intelligenceを利用してユーザーのワークアウトを分析し、個別に応じた音声での励ましを提供します。
S10チップとディスプレイ性能
S10チップを搭載することで、常時表示ディスプレイが導入されました。
時間や通知を手首を上げずに確認できる利便性を実現しています。
カバーガラスは前世代比で4倍の耐亀裂性能を持ち、強度を高めています。
バッテリー駆動時間は18時間で、高速充電にも初めて対応しました。
15分の充電で最大8時間の使用が可能となり、45分で約80パーセントまで充電できます。
通信と安全機能
5Gモバイル通信に対応し、音楽やアプリのダウンロードを高速化するとともに、効率的な電力消費を実現しました。
iPhoneが近くになくても電話やメッセージが利用でき、緊急通報サービスにも対応します。
安全面では、転倒検出や衝突事故検出、緊急SOS、到着確認といった機能を備えています。
ジェスチャー操作と音声機能
S10チップにより、親指と人差し指のダブルタップや手首フリックによる操作が可能になりました。
通知や着信の確認などを片手で直感的に行えます。
また、デバイス上でSiriを利用できるようになり、健康データの記録やワークアウトの開始などを高速に処理します。
音声通話では「声を分離」機能を用いて雑音の多い環境でもクリアな音質を実現しました。
子ども向け設定と環境配慮
Apple Watch SE 3は子ども向け設定に対応し、保護者のiPhoneを用いて設定することで、子どもに通信や安全機能を提供できます。
また、環境面ではバッテリーに再生コバルト、ケースに再生アルミニウムを使用するなど、40パーセントが再生素材で構成されています。
製造には再生可能エネルギーが利用され、パッケージも100パーセントファイバー素材です。
デザインとラインナップ
Apple Watch SE 3は40mmと44mmの2サイズが用意され、ミッドナイトとスターライトのアルミニウムケースから選択できます。