AMD、第2世代VegaアーキテクチャのハイエンドGPU「Radeon VII」を発表

AMDは1月9日に「CES 2019」において、新型ハイエンドGPU「Radeon VII（セブン）」を発表しました。

7nmプロセスで製造される第2世代のコンシューマ向けVega GPUとなります。発売は2月7日から販売される予定と発表されています。市場想定売価は699ドルです。

現行のハイエンドGPU「Radeon RX Vega 64」との比較で、消費電力あたりのGPU性能は25％向上しており、グラフィックメモリは2倍（HBM2 8GB→16GB）、メモリ帯域幅は約2.1倍（483.8GB/秒→約1TB/秒）に強化されたとのことです。

リファレンスモデルは2スロット占有で3連ファンを搭載する金属筐体の内排気クーラーが採用されています。

AppleはAMDとのパートナーシップを結んでおり、現行のMacではRadeonシリーズのGPUが採用されていますが、その中でも第1世代VegaアーキテクチャのGPUを搭載しているMac ProやiMac Proなどのハイエンドなマシンでは、次期モデルにおいてこの7nmプロセス版Vegaを採用したGPUの搭載が行われるかもしれません。

また、Blackmagic eGPU等の外付けGPUボックスでの採用なども今後の展開としてあるのではないでしょうか。

Macユーザーにとっても興味深い発表となっています。