CorelDRAW 2019

Corel(カナダ)はベクターグラフィックデザインソフト「CorelDRAW」を2001年から約18年ぶりにMac版の発売を開始しました。「CorelDRAW Graphics Suite 2019 For Mac」の価格は、買い切り版が¥59,184、サブスクリプション型の場合は年間¥21,600となっています。
また、Corelのオンラインストアの他に”Mac App Store”でも取扱が開始されています。App Store版はApp内課金の月間サブスクリプションで¥2,300です。(価格はすべて税込み)

CorelDRAWはベクターグラフィックデザインソフトウェアとして知られており、現行の競合ソフトウェアとしては、Adobe Illustrator、Affinity Designerとなります。

また、本Suiteにはレイヤーベースの写真編集、RAW画像編集、フォントライブラリの管理なども可能なツールが含まれています。

Suiteの収録内容は以下となります。

・CorelDRAW 2019 – ベクター イラストレーションおよびページ レイアウト
・Corel PHOTO-PAINT 2019 – 画像編集
・Corel Font Manager 2019 – フォントの検索および管理ツール
・PowerTRACE 2019 – ビットマップからベクターへのトレーシング ツール(CorelDRAW 2019 アプリケーションの一部として付属)
・Connect コンテンツ – コンテンツ検索ツール(CorelDRAW 2019 アプリケーションの一部として付属)
・CorelDRAW.app – Web ブラウザを通じたオンライン グラフィック デザイン
・AfterShot 3 HDR – RAW 写真編集ソフト
・BenVISTA PhotoZoom Pro 4 – デジタル画像を拡大できるプラグイン

今回リリースされるMac版は、macOS Mojaveで導入されたダークモードへの対応が行われています。また、MacBook Proが搭載するTouch Barにも対応し、レイアウト設定、テキストコントロールへのアクセスが容易となっています。

アプリケーションインターフェースはAppleのヒューマンインターフェイスガイドラインに準拠しており、メニューやボタン、ラベル等のユーザーインターフェイス要素は、Apple製のアプリケーションのようなネイティブなルックアンドフィールとなっているとのことです。

対応システム要件は、macOS Mojave 10.14、macOS High Sierra 10.13 または macOS Sierra 10.12 (最新アップデート適用)
Intel マルチコア プロセッサ(論理コア 4 個以上、64 ビット サポート)、2 GB の RAM(8 GB 以上を推奨)、アプリケーションファイル用に 4 GB のハード ディスク空き容量(ソリッドステート ドライブ推奨)、1280 × 800 ピクセルの画面解像度 (1920 x 1080 ピクセル以上を推奨)となっています。
なお、CorelDRAW Graphics Suite をインストールおよび認証するには、また一部のソフトウェア コンポーネント、オンライン機能、コンテンツにアクセスするには、インターネット接続が必要です。